オイルクイック
油圧ショベル用
オイルクイックはあらゆるアタッチメントへの対応が可能です。
その為、ベースマシンの選定にもそれらに対応可能なシステムを選択する事で、より効果を発揮致します。
例えばそれは、個々のアタッチメントに合わせた圧力と流量の両方がプリセット選択をECM(キャビン内モニター)で選択可能であったり、通信システムによりオートマチックで行われる機構を持つ車両を選択する事から始まります。
インストールしようとする機械のクラスやアタッチメントの内容からOilQuickの型式選択をします。
ロングリーチ・鉄道保守工事用・林業用アタッチメントなどの応用機についてはクラスを超えた選択も必要になります。
カプラー本体重量は、汎用のクイックヒッチと同程度ですが、高さが非常に低く設計され、なおかつ油圧カプリングシステムが内蔵されています。
オイルクイックシステムはアタッチメント側も専用のブラケットに変更する必要があります。そうすることで 図 a の距離を短くすることが出来ます。
逆に、この距離が長い程、外部応力の影響を受けやすく、アタッチメントとベースマシンの接触の危険性も高くなります。ベースマシンの設計でこの部分はとても重要です、純正に近い距離にする程、ベースマシンの能力を最大限発揮できます。
アタッチメント側は、ブラケットをオイルクイックの規格フレームに切り替えます。
既存のアタッチメントを利用する場合は、ホースを含めた改造が必要になりますが、同じ規格のカプラーを付けたマシン同士での使い回しが可能になります。
新品のアタッチメントの場合、対応して頂けるメーカーもございますので、ご案内をさせて頂きます。
強化型アダプタープレートの場合、輸出仕様等、アタッチメント側にその設定があるものに対しては、そのボルト穴に合わせて造られて参りますので、ボルトオンでのセッティングが可能です。
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ベースマシン側にもインストール工事を行います。ロック用回路の油圧の取り出し、アタッチメント回路の減圧用バイパス回路の設置、アーム先端周りの油圧ホースレイアウト、コントローラー系統・CAN通信の配線・モニタースイッチの設置とこれらの最終調整など。
これらの工程を経て、初めて安全で高効率な機能を発揮できるようになります。